
「このまま会社1本の収入で近い将来、老後まで生活していけるのか」と
不安に思っている方は多いのではないでしょうか。
今や世の中の仕事は、会社に属すことだけではありません。
できるのであれば、好きなことを仕事にしてお金に余裕のある生活をしたいですよね。
今回は、そんな生活を実現するための方法を徹底解説していきます。
■目次
収入源が1つであることのリスク

まず収入源が1つしかなく、その際何らかの理由で収入がゼロになったときに
起こり得るリスクをみていきましょう。
ここでは、「サラリーマン」、「専業主婦」、「定年退職後」の3つを例に解説いたします。
サラリーマンとしての収入だけのリスク
サラリーマンで収入源が1つしかないと、リストラや会社が倒産した場合に
収入がなくなってしまいます。
収入がなくなると、家族を養えなくなったり、最悪の場合離婚に繋がる可能性もあります。
専業主婦で夫だけの収入で生計を立てている場合
専業主婦の人は、旦那さんがリストラされたり会社の倒産など
万が一のことがあった場合、一気に生活が苦しくなる恐れがあります。
収入がなくなっても、子供の養育費や家のローンなど
生活費は今まで通り変わりません。
何とか乗り越えるために、老後や子供のために貯めていた貯金を崩すことになるでしょう。
また、収入がないので贅沢はできなくなります。
毎日の食事に使う食材も切り詰めなければならなくなるでしょう。
子供がまだ小さい場合は特に、
栄養のあるものをたくさん食べさせてあげたいのにできなくなります。
定年退職後の場合
厚生労働省が2019年に公表した簡易生命表によると、
2018年の日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性は87.32歳で
過去最高を更新したことがわかりました。

65歳で定年退職をした場合、老後生活は25年以上あります。
今でも年金だけでは生活できず、
貯金を崩しながら生活をしている人がほとんどです。
現在20~30、40代の人が定年退職する頃は、おそらく年金はほとんど無いでしょう。
老後2000万円問題もありますし、
今の若者は給料も少ない上に国からの保障に頼ることもできないのです。
収入源を増やすことが重要になってくる

このように収入源が1つしかないと、万が一何かあった場合
お金がなくて生活できず、困ってしまうことになります。
しかし、収入源を増やすことでこれらが解決するのです。
それでは、収入源を増やすことの重要性を、ここでも同様に
「サラリーマン」、「専業主婦」、「定年退職後」の3つを例に解説いたします。
サラリーマンが収入源を増やす重要性
サラリーマンが、収入源を複数に増やすと、本業+副収入が入ります。
収入が増えると、家族を十分に養えるだけでなく、
旅行にたくさん連れていってあげたり、外食の回数を今よりも増やしたりできるので、
家族みんなが幸せになります。
また、収入がたくさんある旦那さんに離婚を願う奥さんもいないでしょうから
離婚なんていう言葉すら出てこなくなるでしょう。
専業主婦でも稼げる重要性
旦那さん以外の収入源が増えると、
万が一旦那さんがリストラや会社の倒産で本業の収入がゼロになっても
別の収入があるので、貯金を崩さなくても、
子供の養育費や家のローンなどの生活費はいつも通り支払うことができます。
また、副収入があるので、家族に栄養のある食事を作ってあげることもできます。
定年退職後の場合
現在20~40代の人が収入源を増やしていると、
定年退職後も十分な貯金があるでしょうし、
何ならそのときも副収入が入り続けているかもしれません。
年金がほとんど無くても、
お金に困ることなく老後ゆっくりしながら生活することができます。
上記のように、収入源を複数に増やすことで
もし本業の収入がゼロになってしまった場合でも焦ることなく生活することができます。
以上が、収入源を増やす重要性でした。
収入源を増やす2つのメリット

収入源を増やすことの重要性がご理解いただけたところで、
収入源が1つの場合と比較した際の
収入源を増やすメリットを2つご紹介いたします。
精神的、お金に余裕ができる
例えば、今の会社1本の収入で生活していると
そこから出た給料で水道光熱費や携帯代、交際費など、
生活の全てをまかなわなければなりません。
今は徐々に景気が良くなっていますが、まだまだ会社の給料は低いです。
給料のいくらかを貯金に回そうとしても、
そもそも貯金するお金がないなんてこともよくあることでしょう。
日本人のほとんどの人は貯金が大好きですから、
貯金したくてもできないとなると
「これから生活していけるのか」と不安になってしまいます。
精神的に余裕がなくなると、子供に強く当たってしまったり夫婦喧嘩に繋がったりと
負の連鎖になってしまいます。
しかし、収入源を複数に増やすことによって精神的、金銭的に余裕が生まれます。
本業以外の収入が、例え1万円や2万円の少額でもあると、
生活に少し余裕ができます。
生活に余裕ができると、精神的にも余裕が生まれます。
精神的に余裕がでると、自分にも他人にも優しくなれますし、
結果的に収入源を複数に増やすと幸せ度がアップします。
時間に余裕が生まれる
収入を得る方法は様々ですが、
収入が自動で入ってくるようになると、時間に余裕が生まれます。
収入が自動化すれば、あなたが遊んでいるときも寝ているときも
勝手に収入が入ってきますので、
本業以外の仕事にかけた時間以上のリターンが得られることも可能です。
本業の給料以上に収入が増えるようになると、
サラリーマンでいる必要もなくなるかもしれません。
基本的にサラリーマンは、働いた時間に応じて給料が発生します。
働いた時間に応じて給料が発生するということは、
たくさん稼ぐためにはその分長い時間働かなければなりません。
そうなれば、当然自由な時間は少なくなっていきます。
時間は無限にはありません。
時間に余裕が生まれると、自分の好きなことに時間を充てることができます。
色々な場所に旅行に行くことも可能になりますし、
思いっ切りゲームを楽しむなんてこともできるようになります。
また、子供と遊ぶ時間も増えて子供にとってもプラスになるでしょう。
収入源を増やす2つのデメリット

収入源を増やすメリットを2つご覧いただきました。
反対に、収入源を増やすデメリットも2つみていきましょう。
こちらも、収入源が1つの場合と比較した際のデメリットです。
収益が出るまで時間がかかるものもある
後ほど「収入源を増やす方法」で様々なお仕事についてご説明いたしますが、
すぐに収入は入る仕事もあれば、始めはなかなか収入が入らない仕事もあります。
どの仕事を選択するかは個人の自由ですが、
すぐに収入が入る仕事は報酬が単発的なものが多く、
反対に始めに収入があまり入らないような仕事は
後に長期的な収入に繋がるものが多い傾向にあります。
新しい仕事を始めるのであれば、
出来れば長期的に収入が入るお仕事の方が良いですよね。

逆に言えば、半年から1年で収入源が増えて人生が変わると考える事も出来ますので、
それが速いと捉えるか、遅いと捉えるかは個人の価値観です。
収入がなくても目標に向かって諦めずに仕事を続けられる人でしたら問題ないのですが、
そうでない人はすぐに諦めて辞めてしまいがちです。
そうならないために、
「収入源を増やし、収益を出してどうなりたいか」という目標を掲げてください。
目標は適当に決めてはいけません。
「絶対にこうなりたい!」という強い気持ちを目標にしなければ
すぐに諦めてしまうからです。
今一度、「自分がどうなりたいか」ということを明確にしてください。
本業とのバランスが難しい
つい本業以外の仕事に夢中になってしまい、深夜遅くまで仕事をしていると
翌日の本業で遅刻したり
注意力が散漫になってミスが増えたりすることが多くなりやすいです。
また、本業+副業で疲れがたまり、風邪や熱にかかってしまう可能性もあります。
そうなると、副業は当たり前ですが本業にも支障が出てきます。
収入源を複数に増やすということは、
今よりももっと健康管理に気を付けなければなりません。
- 「本業がある日は3時間だけ仕事をする」
- 「週に1日は休みの日にする」
などルールを決めて
体調を崩さないよう心がけましょう。
収入源を増やすことで、本業とのバランスが難しくなり
体調を崩してしまう可能性があるので、より一層体調管理には注意しましょう。
また、仕事によっては、収益が出るまで時間がかかるものもありますので、
自分にはどのような仕事が合っているのかしっかり考えてから選ぶようにしましょう。
収入源を増やす方法7選

ここまでで、収入源を増やすメリットとデメリットについてお分かり頂けたかと思います。
それでは、収入源を増やす方法を7つご紹介いたします。
物販
物販とは、物を販売するビジネスです。
メルカリやラクマなどのサイトを利用して、
使わなくなった物や自分で作った商品を売ることも物販になります。
メリット:メルカリやラクマなどの代行業者を介することで、初期費用ゼロで収入源を増やすことができます。
デメリット:代行業者を介して行うと販売手数料がかかってしまうので、利益率が低くなります(メルカリ:販売手数料10%、ラクマ:販売手数料3.5%)。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自身のWebページやメールマガジンなどの広告媒体から
広告主のWebサイトなどへリンクを張り、
閲覧者がそのリンクを経由して広告主のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、自分に一定の料率に従って報酬が支払われる方式です。
メリット:アドセンスとは違い、成果報酬型の広告ビジネスですので報酬単価が高いです。
ジャンルにもよりますが、1件成果をあげると10000~20000円稼げる案件もあります。
デメリット:広告から商品の購入や会員登録までが成果ですので、成果をあげるためには紹介する商品をいかに魅力的に伝えることができるのかがカギとなります。よって、文章の書き方やページの見やすさなど様々なスキルを身に付ける必要があります。
アドセンス
アドセンスとはグーグルのサービスの1つで、
正確にはグーグルアドセンス(Google AdSense)と言います。
自分のサイトに訪問した人がサイト内に表示された広告をクリックすると、
グーグルから報酬が支払われる仕組みになっています。
アドセンスで表示される広告はグーグルが自動で選択するため、
自分で広告を選択する必要がなく、広告の表示位置を指定するだけで良いのです。
メリット:アフェリエイトとは違い、商品を購入されなくても広告のクリックのみで報酬が発生するため、難易度が低いです。
デメリット:難易度が低い分、報酬単価が低いです。広告のジャンルによって単価が変動するので一概には言えませんが、1クリック20~30円が平均とされています。
目安として1日10000PVで月10万円の報酬が得られます。
Webライター
Webライターとは、Webサイトに載せる文章を作成することです。
文章が書けたら誰でもできる仕事ですし、
パソコンがあれば今すぐにでも稼ぐことができます。
ランザーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用して、
Webライターのお仕事をされている方も多くいらっしゃいます。
初心者ですと、1000文字書くのに1時間ほどかかるでしょう。
始めは時間がかかるかもしれませんが、
慣れたら月十数万円〜数十万円稼ぐことが可能です。
メリット:Webライティングをしていると、全く知識のない記事を書くことも多くあります。調べながら記事を作成していくことで、自然と自分の知識としても身に付いていきます。知識が豊富ですと、社会に役立つ場面も多くなりますので、Webライターは、お金を稼ぎながら知識も増やすことができる一石二鳥なお仕事です。
デメリット:パソコンをあまり触ったことがない人やタイピングが苦手な人、文章能力が低い人は、記事を完成させるのに想像以上に長い時間をかけてしまう可能性があります。ブログの記事ですと最低3000文字は書かなければなりませんので、ダラダラしていたらあっという間に時間が経ってしまいます。「1時間に〇〇文字は書く」など目標を立てて、効率よくライティングをする必要があります。
アンケートモニター
アンケートに答えるだけで報酬が貰える仕事です。
マクロミルやinfoQ、キューモニターなどのアンケートモニターに会員登録すると
自動でアンケート依頼がきます。
そして、そのアンケートに答えるだけでポイントが貯まりますので
手軽に始めることができます。
貯まったポイントは、現金やサイト内にある商品と交換するなど様々な方法があります。
メリット:スマートフォンやパソコンがあればどこでもできますし、アンケートを答える時間も平均1~10分程度のものが多いので、隙間時間に簡単にポイントを貯めることができます。
デメリット:手軽にできる分、報酬単価も低いです。月に数万程度が限界でしょう。
データ入力
データ入力とは、依頼主から提供された文字や数字などのデータを
パソコンを使って入力し、保存することが一般的な仕事内容です。
コツコツとした作業が得意な人にオススメのお仕事です。
メリット:データ入力の仕事は主にパソコンを使用するので、自然と入力スピードなどのスキルが上がっていきます。また、WordやExcelを使う場合も多くなりますので、入力だけでなくソフトの応用もマスターすることができます。
デメリット:データ入力は、正確に行わなければなりません。入力が早くてもミスが多いと訂正の時間が増えてしまい、余計な時間を使わなければならなくなります。インターネットで正確にデータを入力できるテストも無料でありますので、データ入力をする際は是非試してみてください。
資産運用
資産運用とは、自分が持っている資産(現金、不動産、株、債券など)を運用して、
リターン・資産を増やすことです。
稼いだお金を全て貯金してしまうのはもったいないです。
お金を回して稼げる仕組みを構築しましょう。
「自分で運用なんてこわい!」と思われる人は、
投資信託やロボアドバイザー投資といった、
投資の専門家やAIに資産運用を任せるサービスもありますので
そちらにすることをオススメいたします。
メリット:資産が増えると、他の日本人と差をつけることができます。仮想通貨など、日本だけでなく海外も対象にしている資産を持つことができると、もし日本の経済が停滞したとしても一定のお金を確保することができます。
デメリット:常にリスクを伴います。多額のお金を資産運用に使って失敗してしまうと、資産がマイナスになってしまいます。そうならないために、どこの株が良いのか、不動産はどこのものにすれば良いのかなど、資産運用について勉強を行う必要があります。
収入源を増やすためにやっておきたい3つの方法

ここまでで、収入源を増やす方法を7つご紹介いたしました。
それでは、収入源を増やすために今から行っていただきたいことを3つお伝えします。
自己投資する
例えば、アフィリエイトやグーグルアドセンスでは、
サイトに関する知識や技術、ツールに投資をしましょう。
資産運用では、資産運用のことをインターネットで調べたり本を購入したりするなどして
知識を増やしましょう。
稼ぐためには、自己投資をして知識やスキルを身に付けることは必須です。
自己投資をして、収入をどんどん上げていきましょう。
収入が自動で入ってくる仕事に時間を使う
例えば、アフィリエイトやグーグルアドセンスをするとします。
これらのお仕事は、サイトがあり続ける限りお金を稼いでくれる仕組みですので、
最優先で育てた方が良いです。
もっと記事を増やすことも良いですし、
ページを見やすくするためにレイアウトを工夫することも良いでしょう。
育てたら育てるほど自動で入ってくる収入も増え、
今後ほとんど放置していても安定した収入が入ってくるようになります。
稼ぐまでの過程を記録しておく
稼ぐまでの過程を記録し、それをコンテンツ化しましょう。
例えばあなたは、
「グーグルアドセンス審査に合格したいのにいつまで経っても合格できない」
と悩んでいるとします。
解決策として、グーグルアドセンス審査に合格できる本を購入することも1つの手ですが、
1番効果が期待できる解決策はやはり実際に同じ悩みを経験し、解決した人の話です。
あなたも経験したことがあるかもしれませんが、
人の話には本には書いていないような細かい情報が盛り込まれていることが多いです。
そして意外と、その細かい情報の中に解決策のヒントが多く隠されています。
グーグルアドセンス審査でも、その細かい情報からヒントを得て
ようやく合格できた人が記事にしているのをよく目にします。
ですので、稼ぐまでの過程を記録する際、
細かいことまで記録するようにしてください。
その情報は、きっと同じことで悩んでいる人の役に立ちます。
役に立った結果、集客に繋がりより高額な報酬を得ることができるでしょう。
まとめ
収入源が1つだけの場合、その収入源がなくなると
今の生活は苦しくなりますし、将来の生活はもっと苦しくなる可能性があります。
収入源を複数に増やすと、その分始めは仕事に時間と労力を費やさなければなりませんが、
結果的に金銭面や精神面、時間面にゆとりを持つことができます。
ここでご紹介したお仕事は7つあり、「物販」、「アフィリエイト」、「アドセンス」、「Webライター」、「アンケートモニター」、「データ入力」、「資産運用」です。
自分のため、家族のためにも収入源を増やし、
今よりももっと充実した毎日にしてみませんか?