
情弱は、情強にお金や時間を搾取され、結果的に損をしてしまいます。
そんな情弱からまだまだ搾取しようと、
世の中には多くの情弱ビジネスが存在しております。
お金や時間は大切なものですので、吸い取られるようなことはされたくないですよね。
今回は、そんな情弱ビジネスに搾取されない方法をご紹介いたします。
■目次
情弱ビジネスの2つの特徴

情弱ビジネスの情弱とは、情報弱者のことです。
情弱ビジネスとは、ひとことで言えば、
「情報リテラシーの低い人をカモにしてお金や時間を搾取するビジネス」
のことです。
情弱ビジネスが何かお分かりいただいたところで、
情弱ビジネスの特徴を2つご紹介いたします。
うまい話が多い
情弱ビジネスの典型的な例として、
「絶対100万円稼げる方法教えます」などの
キャッチフレーズを掲げていることです。
これらの誘い文句でSNSなどのDMで営業をしてきて、LINE@などへの登録を勧誘してきます。
FXや株式投資、情報商材や塾への誘導が行われることがほとんどです。
しかし、中にはまともなビジネスをしているところもありますので、
すべての勧誘が情弱ビジネスではありません。
しかし、情弱は特にこれらのビジネスに引っかかりやすいので、
このようなキャッチフレーズを掲げているビジネスには手を出さないようにしましょう。
劣等感を刺激する言葉を投げかけてくる
情弱ビジネスでは、劣等感を刺激する言葉を敢えて投げかける手法があります。
なぜこのような言葉を投げかけてくるのかというと、
相手に恐怖感や不安感をおおげさに訴えかけることで判断基準が鈍り、
藁をもすがりたくなるような気分にさせてビジネスに参加させることができるからです。
もし、話の途中で劣等感を刺激させるような言葉を言われたら、
そのビジネスは危険な可能性があるので注意しましょう。
情弱が引っかかる3つの案件

情弱ビジネスの特徴がどのようなものか、ご理解いただけたと思います。
それでは実際に、よくある情弱ビジネスの3つの案件をご紹介いたします。
SNSを利用したMLM
SNSを利用したマルチレベルマーケティングの勧誘は、情弱ビジネスで多いです。
マルチレベルマーケティングは、
他に「マルチ商法」や「ネットワークビジネス」とも呼ばれます。
MLMの仕組みは、
「製品やサービスを購入することで会員となり、会員が誰かを誘って会員にし、その誘われて会員になった人がまた別の誰かを誘って会員にする。
これを繰り返すことで階層組織を形成し、製品やサービスの流通網を拡大していく」
というものです。
今までは直接会って勧誘していたMLMですが、
最近ではSNSを利用して勧誘してきます。
MLMはピラミッドの1番上にいる人、
つまりMLMを最初に始めた人は稼げますが、
ピラミッドの下にいる人は搾取されるばかりであまり稼げません。
勧誘にも時間がかかるので、時間単価が割に合いませんし、
アカウントの信用も失ってしまいますのでオススメしません。
未公開仮想通貨(ICO)
ICOとは、企業が自社プロジェクトを遂行するために行う、
独自の仮想通貨を用いた資金調達のことです。
今までの資金調達方法は、
銀行から借りたり株式を発行したりすることが一般的でしたが、
ICOは仮想通貨を発行することによって資金調達ができるという
新しい方法として注目を集めています。
新しい資金調達の方法として注目を集めている一方で、
大きな利益を得ることができるという噂が一人歩きしてしまっています。
もしも、特に情報を調べない情弱がICOに大金を投資してしまうと、
ほとんど儲からない可能性が高くなりますので、
情弱はICOをしない方がよいです。
HYIP(高配当、高金利)
銀行などでは金利が年利1%を大きく下回っておりますが、
HYIPの投資は月利20%や日利8%など高金利です。
HYIPの仕組みはポンジスキームが多く、
高利回りの運用をうたっておきながら、
実際には資産運用せずに、出資金をそのまま返すというものです。
HYIPの運営者が資金を十分に集められるまで、
毎月の配当が支払われますが、
運営者が最も資金が集まったと思うタイミングで、
資金を持って逃げてしまいます。
これは、もちろん違法行為です。
一部のHYIPではきちんと月利20%で返ってきている案件もありますが、
ほとんどは詐欺と思っていただいで大丈夫です。
以上の3つの案件が、
情弱が引っかかりやすい情弱ビジネスでした。
これらの案件に引っかからないように心がけましょう。
情弱の3つの特徴

情弱は、情弱ビジネスに引っかかりやすいので注意が必要です。
それでは、情弱にはどのような特徴があるのでしょうか。
3つご紹介いたします。
情弱ビジネスに騙されないよう、これらの特徴に当てはまらないように努めましょう!
自分なりの判断基準を持っていない
情弱の特徴として、自分なりの判断基準を持っていないことが挙げられます。
自分の判断基準がないということは、
何か選択しなければならないとき、
他人に判断を委ねて選んでいるということです。
そのため、いざ自分の意見を言う際も
他人の言葉を使わなければ発言することができません。
少しずつ、自分で考えたり判断したりして
情弱から抜け出せるようにしましょう。
違和感を押し殺している
情弱は、相手と折り合いが合わなくなったときや摩擦が生じたときに、
「このようになったのは自分のせいだから直していこう」となり
違和感を押し殺してしまう癖があります。
一見自分の非を認めている素直な人間と思われがちですが、
このような自己否定は、相手に「あなたが悪い」と怒りのオーラを
ぶつけていることに繋がりますので、
違和感を押し殺さずお互いに摩擦が生じても、共に活かす姿勢が必要です。
事なかれ主義
事なかれ主義の人に多いのが、
「この人が言うのだから間違いない」という考えです。
「銀行員が言ったから投資した」
「友人が大丈夫と言ったから、案件を紹介してくれた人にお金を渡した」など、
全く自分で考えず、他人の言うことに流されてしまいます。
他人はあなたが思っているより、あなたのことを真剣に考えていません。
自分を守れるのは自分だけですので、
くれぐれも他人の言うことを鵜呑みにしないでください。
情弱ビジネスに搾取されない4つの方法

情弱の特徴を3つみていきました。
最後に、情弱ビジネスに搾取されない4つの方法をお伝えいたします。
とにかく調べる
取ってきた情報をよく調べる癖をつけてください。
このとき人に聞くより、自分で調べた方が頭に入ります。
情弱ビジネスに搾取されないために1番効果的なことは、
とにかく調べることです。
インターネットで検索したり、本で調べたりすることもよいでしょう。
自分が情強だと慢心しない
「自分が情強だと慢心しない」ことも、
情弱ビジネスに搾取されないようにする対策の1つです。
自分は情強だと思ってしまうと、
情弱ビジネスの案件で多少の不明点があったとしても
「何となくしか理解していないけど自分は情強だからやろう」となり、
慎重に判断することができなくなってしまいます。
実際にあなたが情強だとしても、
自分は情弱だと思うくらいでちょうどよいでしょう。
怪しい案件にすぐ飛び込まない
はじめて聞く案件、何度か聞いた案件、
どちらもとりあえずそのときは断り、
後でよく知らべた上で、やるかやらないか決めてください。
情弱は、怪しい案件でも、
うまい話に乗せられて即決してしまう傾向があります。
怪しい案件を始めてしまうと、
なかなか抜け出しづらくなり、結果お金も時間も搾取されてしまいます。
情報を鵜呑みにしない
例えば、最近のテレビや雑誌では、
良い部分ばかり取り上げて、
知られたくない悪い部分は見せないように編集されていることがありますよね。
情弱は、その良い部分だけの情報を鵜呑みにします。
これが危険な案件の場合だったらどうでしょう。
「すごく稼げる」など良い話ばかり話されると、
情弱は疑いもせず、その話を鵜呑みにしてしまい、
結果騙されてしまいます。
案件の話を聞く際は、話半分で聞くようにしましょう。
まとめ
情弱ビジネスとは、
「情報リテラシーの低い人をカモにしてお金や時間を搾取するビジネス」のことで、
情弱は、このビジネスに騙されやすいです。
情弱が、引っかかりやすい情弱ビジネスは主に3つあり、
「SNSを利用したMLM」、「未公開仮想通貨(ICO)」、「HYIP(高配当、高金利)」の3つです。
情弱ビジネスの中にも、まともな案件がありますので、
安全な案件と危険な案件を見極められるように情弱から抜け出せるようにしましょう。
そんな情弱の特徴は、他人に判断を委ねて自分で選択できないという点があります。
情弱から抜け出し、情弱ビジネスからお金や時間を搾取されない方法は、
とにかく取ってきた情報を調べ、情報を鵜呑みにしないことが重要です。
是非参考にしてみてください。