
「就職活動面倒くさいな、別に行きたい会社なんてないし」
と考えている人は少なくないのではないでしょうか。
また、長い就職活動を終え、いざ入社してみると
自分が想像していた会社と全く違っていたという人も多いでしょう。
今回は、そんな「就職」で悩んでいる人に向けて
「就職しないで好きなことをしながら生きる方法」をご紹介いたします。
■目次
「就職が全て」の時代はもう終わり

一昔前までは、「大企業に就職したら将来安定」と言われていました。
時代が変わるにつれ、働き方には様々な種類が増えてきましたが、
日本人には未だに「働く=就職」という考え方が根強く残っており、
「就職が全て」
「就職活動で失敗したら人生終わり」
と考えている人が非常に多いです。
これは、小さい頃から学校や親、社会から
「良い大学を出て良い会社に入れ。そうすれば人生安泰」
と無意識に教えられたからでしょう。
まだ社会のことも知らない小さな頃からそのように頭に刷り込まれているので、
特に疑いもせず当たり前のように大学に行き、当たり前のように就職活動をします。
しかし、時代は変わります。
ITが発達して時代がハイスピードで変化し、
もう「働く=就職」の時代は終わりがきています。
そのことに早く気付きましょう。
「就職しないで生きる」という考え方

もう今の時代は「就職が全て」でも「働く=就職」でもなくなってきています。
そのことに気付いた人はおそらく、
「就職しないで生きていけるのか?」と思っておられるでしょう。
そもそも、多くの人が「お金を稼ぐ=給料をもらう」と考えています。
誰かから給料をもらわなくても、お金を稼ぐことは可能で、それは自分で稼ぐことです。
就職しないで生きるためには、給料を「もらう」という考えを捨てましょう。
「就職しなくても自分で稼げたら生きていくことは可能」です。
しかも、自分で稼ぐということは給料が決まっていませんので、収入に限界がありません。
工夫次第で、いくらでも稼ぐことができるのです。
これを聞いて、自分で稼いでみたくなった人もいらっしゃるでしょう。

具体的には、「あなたが何を頑張れるのか」ということを明確にする必要があります。
会社に属すと、すでに仕事内容が決まっており、
先輩や上司から指示された通りに行っていればよいのです。
しかし、就職しないで生きるためには、自分で仕事を取ってこなくてはなりません。
当然ですが、人一倍努力必要があります。
「どのような仕事なら諦めずに続けられるのか」ということを、
インターネットや本で調べたり人に聞いたりし、たくさんの情報を集めましょう。
就職しないメリット

就職しないで生きるためには、
「自分で稼ぐこと」が1番効率よく収入を得られる方法だということが
ご理解いただけたと思います。
それではここで、会社に就職したときと比較した
就職しないで仕事をするメリットを2つご紹介いたします。
時間に自由でいられる
基本的に、就職すると週5日の8時間は最低働かなければなりません。
場合によっては、残業や休日出勤もあります。
一方、就職しないとなると、かなり自由な時間を過ごすことができます。
フリーランスの場合は、顧客の求める締め切りにさえ間に合えば、
仕事をする時間は自由に決めることができます。
一般的なサラリーマンのように、朝から仕事をしなくても良くなるのです。
また、急な子供の体調不良にもすぐに対応することができます。
会社に属している場合は、
上司に相談をしたり届け出を提出したりしなければならないこともあり、
タイムロスになる可能性があります。
しかし、時間を自由に使える働き方でしたら、
そのようなことはしなくてもサッと子供のもとへ行くことができます。
時間を自由に使える働き方をすることで、
急な用事でも迅速に対応できるところが嬉しいポイントですよね。
人間関係に悩むことがない
「今日はあの苦手な先輩が勤務しているから、会社に行きたくない」
「昨日上司に怒られたから、仕事を休みたい」
などのように、
職場の人間関係で悩んでいる人は、たくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、就職しない働き方をすれば、そのような人間関係で悩むことがかなり減るでしょう。
フリーランスや起業する場合でも、人との関わりがなくなる訳ではありませんが、
誰彼構わず付き合わなくてはならないということはなくなります。
自分が付き合いやすい人に限定して仕事をすることもできますので、
気持ち的にラクになるでしょう。
就職しないデメリット

次は就職をしない事によるデメリットを2つご紹介します。
収入が不安定
会社に就職すると、毎月の給料は決まっています。
しかし、就職しない働き方ですと、収入は不安定になります。
フリーランスの場合は特に、依頼を受けなければ収入が入りません。
よって、たくさんの仕事をこなし、クライアントと長期契約ができなければいけません。
最初は収入を上げることは難しいでしょう。
しかし、裏を返せばサラリーマンよりも多く稼ぐことも可能ということです。
サラリーマンは固定給ですので、いくら長い時間働いても給料はあまり上がりません。
一方、フリーランスでは自分の働き方次第で収入が大きく変わりますので、
稼げている人の良いところをマネしたり話を聞いたりして、
収入を上げられるよう努めましょう。
社会的信用が得られにくい
自由に仕事ができるところが、就職しないメリットですが、
その分社会的信用が得られにくいというデメリットがあります。
例えば、家のローンが組めなかったり、銀行からお金を借りたりすることが難しくなります。
「起業したい」と考えている人は、資金を銀行から借りると思いますが、
何らかの後ろ盾がないと難しい部分があるでしょう。
フリーランスの場合でも、ローンを組めないとなると、
住まいの点で不安が出てくるでしょう。
ですが、これらは積極的に仕事を行い、
複数の仕事相手に対して信用が得られれば解決する場合があります。
就職しないで好きなことをしながら生きる方法3選

ここまでで、就職しないメリットとデメリットをお伝えいたしました。
就職しないで生きていく方法は、
先ほどから書いている「起業」や「フリーランス」以外にも、
「投資」という方法があります。
ここでは、「起業」、「フリーランス」、「投資」の3つの働き方について、
どのようにしてお金を稼ぐのかご紹介いたします。
起業して稼ぐ

起業して稼ぐためには、以下の4つのことを考える必要があります。
- 自分がしたいこと、実現したいこと
- 自分ができること、得意なこと
- 社会が求めていること
- 考えたビジネスが稼げるかどうか
1つずつみていきましょう。
自分がしたいこと、実現したいこと
「あなたはなぜ起業したいのですか?」
この問いに、「ただお金儲けがしたいから」などの動機が思い浮かんだ人は
考え方を改めましょう。
Aさん:「お金儲けをするため」
Bさん:「この国の人がずっと幸せに暮らせることに喜びを感じるため」
あなたならどちらに依頼をしたいですか?
答えは明確ですよね。
「何のために起業したいのか?」とは
「あなたの人生という限られた時間で何を実現したいのか」ということです。
これがしっかり考えられていると、辛いことや壁にぶち当たったときでも諦めず
前向きに進むことができます。
自分ができること、得意なこと
自分ができないことや興味がないことを仕事にすることは、しんどいものです。
会社員でしたらまだ我慢できるかもしれませんが、
社長となると、その興味のないことを四六時中考えなければならなくなります。
想像しただけでも疲れてしまいますよね。
自分ができること、得意なことを考えるには、
自分の人生を年表のように書き出しましょう。
例えば、
「今までの人生で経験したこと」
「自分が持っているスキルや資格」
「自分の属性や性格」
「好きなことや趣味、特技」
などです。
この中で、気になる言葉をチェックし「自分ができること」を発見します。
例として、
「人脈が広く、それを繋げることが得意」
「趣味の筋トレ方法には誰にも負けないノウハウを持っている」
などです。

社会が求めていること
いくら自分が得意なことでも、それが社会に求められていなければ意味がありません。
マーケティングの基本は2つあり、
マーケットインといって
「市場ニーズをとらえ、それに合った商品・サービスを提供していく方向性」
プロダクトアウトという
「売り手側が売りたい商品・サービスを市場に提供していくという方向性」
があります。
起業するのであれば、常にマーケットインの方向性で進めてください。
考えたビジネスが稼げるかどうか
ここまで考えたビジネスが稼げるかどうかを判断しましょう。
例えば、
「他社と差別化できるか」
「簡単に大手企業に真似されないか」
などです。
考えた結果、稼げると思ったらいざ行動に移してみましょう!
フリーランスとして稼ぐ

フリーランスには、
- ライター
- エンジニア
- イラストレイター
- 動画編集
- webデザイナー
- 写真家
などの仕事があります。
こちらの仕事は、会社に属しているサラリーマンと違って、
自分から仕事をもらいに行かないと収入がありません。
そして、ライティングやプログラミングなど、
何らかのスキルがないとどこにも需要がないので
フリーランスで稼ぐためにはまずはスキルを身に付けましょう。
スキルを身に付けたら、始めはクラウドソースングなどのサービスを利用して
あなたのファンをどんどん増やしていきましょう。
ファンが増えれば、企業からオファーがくることもあります。
投資で稼ぐ

資金があれば、すぐに始めることができるのが投資です。
例えば、株やFXなどがあります。
しかし、投資の知識がない人は「投資なんてこわい」と思われるかもしれません。
そのような人は、投資信託やロボアドバイザー投資といった、
投資の専門家やAIに資産運用を任せるサービスを利用することをオススメいたします。
投資の知識がない間はこれらのサービスを使った方が稼げる確率が上がります。
まとめ
現代はもう「働く=就職」という時代は終わろうとしています。
そして、就職しないとなると「自分で稼ぐこと」が1番効率よく収入を得られる方法です。
自分で稼ぐ方法は主に3つあり、「起業」、「フリーランス」、「投資」です。
自分に合った仕事を選び、
「就職しないで好きなことをしながら生きる」を実現させましょう。