「シングルマザーはどのような仕事をすればいいのか」
と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
今回は、多くのシングルマザーが活躍している仕事や
仕事選びに重要視するポイントなどについてご紹介いたします。
■目次
シングルマザーの仕事選びで重要視したい4つのポイント
シングルマザーは、1人で子供を育てなければならない点から、
仕事を選ぶ際にあなたの希望に合っている求人かどうか確認をしておいた方が良いです。
ここでは、4つのチェックポイントをご紹介いたします。
1つずつみていきましょう。
給料
シングルマザーは、これから子供を1人で育てていかなければなりませんので、
給料は仕事選びの大きな基準となります。
いくら勤務条件が良くても給料が少なくては、
子供を十分に養っていくことはできなくなります。
生活費から児童手当や児童扶養手当、養育費を差し引くと
いくら稼がなければならないか明確になりますので、
一度計算して金額を出してみましょう。
勤務時間
子供を保育園に預ける場合や夕飯の準備などをしなければならない場合は、
それらの時間に仕事を終わらせる必要がありますので
勤務時間や残業の有無、定時で帰れるかなどしっかり確認しておきましょう。
シングルマザーに理解がある職場
シングルマザーは、子供の急な体調不良などにより
会社を休んだり早退したりしなければならないときもあるでしょう。
他の社員に比べて、欠勤や早退が多くなる可能性があるため、
そのようなシングルマザーに理解のある会社に就職した方が後々良いです。
主婦の多い職場ですと、シングルマザーの事情も理解されやすいので、
欠勤や早退になったとしても快く受け入れてくれるでしょう。
「社員に主婦が多い」
「シングルマザーに理解がある」
という2点を事前にチェックしておくことをオススメいたします。
やりたい仕事
シングルマザーは、子供を養っていかなければならなく、
そういった面から「どのような仕事でもいい」と考えてしまいがちですが、
やはりあなたのやりたい仕事を選ぶということも大切です。
やりたい仕事でしたら、多少忙しくても苦にならず、
毎日楽しく働けるようになります。
子供は親をよく見ているので、
生き生きとした姿を見せると子供にも良い影響を与えることができます。
シングルマザーにオススメな仕事ランキング
シングルマザーが仕事を選ぶ上で、重要視するポイントを4つお伝えいたしました。
それではここで、シングルマザーにオススメな仕事を7つ
ランキング形式でご紹介いたします。
第1位：介護職
介護職は、未経験でも30～40代からでも始めることができるお仕事です。
1日1時間から働ける職場も多く、
また介護職は深刻な人手不足ですので解雇される心配もありません。
「介護福祉士」の資格を取得すれば、より給料が上がるでしょう。
しかし、体に負担がかかる仕事ですので、
時間があるときはしっかり休むなどして体を壊さないよう心がけてください。
第2位：保険外交員
保険外交員とは、一般家庭や企業に訪問し、
ライフスタイルに合わせた保険のコンサルティングとサービスを提供するお仕事です。
会社によって給料の差はありますが、
平均月収は13～15万円程度が多く、
成績や資格の手当てがつくとさらにそこから1～3万円ほど給料に上乗せされます。
営業成績によって給料が変動しますが、
成績を上げ続ければ年収1,000万円以上稼ぐことも可能です。
また、朝と夕方は基本的に出社しなければなりませんが、
その間の時間帯は個人にスケジュール管理を任せているところが多いので、
空いた時間を利用して子供の行事に参加することができるところもメリットの1つです。
保険外交員は基本的に営業の仕事ですので、外回りが苦にならない人にオススメです。
第3位：医療事務
医療事務は、ブランクがあっても再就職しやすい職種で、
病院などの医療施設で受付をしたりレセプトを作成したりする仕事です。
医療事務の資格は特になくても大丈夫ですが、
取得している方が早く業務に慣れることができます。
また、大きな病院で働くことができると、
残業も少なく、土日祝や連休もお休みになりますので、
子供と過ごせる時間が長くなります。
第4位：フリーライター
フリーライターとは、名前の通り文章を書くお仕事です。
ライターやブロガーが人気の職業です。
この仕事は、会社に属することなく自分で稼げるようにならなくてはいけないので、
ある程度の収入になるまで約半年～1年時間を要します。
しかし、パソコンがあれば自宅で仕事ができますし、
稼げるようになれば毎日仕事をしなくても
自動で収入が入ってくるようになります。
自宅で仕事ができ、不労所得収入を得ることができたら
かなり時間に余裕ができ、毎日子供と楽しく過ごすことができます。
第5位：歯科衛生士
歯科衛生士は、多くのシングルマザーが活躍しているお仕事です。
歯科衛生士の大きなメリットの1つは、給料の高さです。
女性でも月25万円ほどもらえるので、
収入で仕事を選ぶのであれば歯科衛生士がオススメです。
しかし、歯科衛生士は国家資格が必要とされる仕事です。
通信制度のみで歯科衛生士の資格を取得することはできないため、
実際に専門学校などに通う必要があり、
就職までに時間がかかってしまうデメリットがあります。
第6位：家事代行
家事代行とは、顧客の家で料理を作ったり、掃除をしたりする仕事ですので、
主婦としての経験があるなら特に問題なくこなすことができます。
給料は1時間当たり2,000～3,000円程度が相場となっており、
特別なプランの場合はより高くなるケースもありますが、
なかには１時間あたり1,000円台からサービスを提供している会社もあります。
第7位：調剤薬局事務
調剤薬局事務とは、調剤薬局で薬剤師の業務をサポートする仕事です。
主に、受付や会計、処方せんの確認やデータ入力、
お薬手帳の発行、レセプト業務などを行います。
残業時間が少なく、勤務時間と休日が決まっている職場が多いため、
子育てと両立しやすいお仕事です。
調剤薬局は全国にたくさんあるため、仕事探しに困ることはありません。
また、調剤薬局事務の資格は、
「調剤報酬請求事務技能認定」
「調剤事務管理士®技能認定試験」
「医療保険調剤報酬事務士」
など複数あり、すべて民間資格となります。
基本的には、どの資格を取得しても調剤薬局事務の知識があることが証明できますので、
自分が得意な資格を取得すると良いでしょう。
以上が、シングルマザーにオススメな7つの職業でした。
シングルマザーが仕事を探す3つの方法
シングルマザーにオススメな職業を7つお伝えいたしました。
最後に、シングルマザーが自分の希望に合った仕事を
効率よく見つける方法を3つご紹介いたします。
転職サイトで探す
シングルマザーが正社員の仕事を探すなら、
転職サイトがオススメです。
転職サイトの求人は条件検索ができ、
自分の希望の合う条件で仕事を探すことができます。
シングルマザーの仕事の条件として、以下のものがあります。
- 年間休日120日以上
- 土日祝休み
- 時短勤務OK
- 育児と両立OK
- 子育てママ活躍中
- 育児支援・託児所あり
求人に応募しなくても、企業からのスカウトもあり、
その中には非公開求人も含まれております。
たくさんの求人から自分で仕事を探すよりも、
時間をかけずに希望の合う仕事が見つかる可能性もあります。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは、
無料で職務経歴書や履歴書の添削、面接対策、企業との条件交渉などをしてくれます。
最初の壁である書類選考に合格しなければ、
次の面接に進むことができません。
なかなか書類選考が通らないという人は、
一度転職エージェントを利用してみることをオススメいたします。
派遣会社を利用する
ブランクが長いなどの理由で、
正社員の求人に応募してもなかなか採用されないという人は、
派遣会社の紹介予定派遣を利用してみるのも1つの手です。
紹介予定派遣は最長６ヵ月の派遣期間終了後、
派遣先の企業と本人が合意すれば、正社員として採用されるシステムです。
未経験の仕事でも正社員になれる可能性がある上に、
職場の雰囲気や業務内容を体験してから正社員になるか決められるところは
大きなメリットです。
必ず正社員になれるという保証はありませんが、
企業と求職者のミスマッチを防ぐことができますので、
就職後のギャップを感じたくない人は
派遣会社を利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
シングルマザーは、1人で子供を育てなければならない点から、
仕事を選ぶ際に「給料」、「勤務時間」、「シングルマザーに理解がある職場」、「やりたい仕事」の4つが自分の条件に合っているか確認しておいた方が良いでしょう。
また、これらの条件の揃った求人を効率よく見つけるために、
求人サイトを使い分けましょう。
転職サイトは「正社員の仕事を探すとき」、
転職エージェントは「なかなか書類選考が通らないとき」、
派遣会社は「就職後のギャップをなくしたくないとき」に使うと良いです。
シングルマザーにオススメの仕事は、介護職や保険外交員、医療事務などがあり、
自分にとって仕事と子育てが両立しやすい仕事を選ぶようにしましょう。
