
育休が始まり、子育てや家事に追われる方も少なくないのではないでしょうか?
ただ、育休を取得できたものの、就業時に比べて収入がガクンと落ちてしまうので、金銭的な悩みが多くなる期間でもあります。
そこで今回は育休している期間にこそ、在宅ワークで月収30万円を継続的に稼げる方法をご紹介していきます。
■目次
育休中の収入源は?

育休中の方、これから育休取得をお考えの方は、育休中の手当てについて興味があるのではないでしょうか?
- 育休中は給料が出るのか?
- 育休中の手当ての金額はいくらなのか?
- どれくらいの期間手当てを受給できるのか?
- 育休中は副業をしてもよいのか?
徹底解説していきます。
まず、給料に関してですが、ほとんどの会社は育休中の社員に対して給料を払うことはありません。
つまり、基本的には給料がないとお考え下さい。
しかし、それでは家計が大変になってしまいます。
そのため、育休中は雇用保険を財源とする「育児休業給付金」を受け取ることができます。
この育児休業給付金の受給条件は以下の通りです。
- 雇用保険に加入していること
- 育休に入る直前の2年間に、11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
- 育休中に受け取っている賃金が通常の8割以下であること
- 育休中の就業日が月に10日以下(または80時間以下)であること
正社員として普通に働いていれば、「育児休業給付金」を受け取ることができると思っていただいて構いません。
育児休業手当金の金額
実際に手当てはいくらもらえるのか?
一番気になるところですよね。
育児休業手当金の金額は育休の時期によって異なります。
育休開始から6か月までは、休業開始時賃金日額×支給日数×67%が支給されます。
育休開始から6か月以降は、休業開始時賃金日額×支給日数×50%が支給されます。
つまり、給料の6割程度が手当金として支給されるということです。
少し少なく感じられるかと思いますが、育休中は社会保険料が免除されるため、休業前に支払っていた厚生年金・健康保険・雇用保険は支払う必要がありません。
よって、手当金はほぼ額面通り、あなたの口座に振り込まれます。
それでも、収入が給料の6割になってしまうのは少なく感じますね。
育休の期間
育休は原則子どもが1歳になるまで(誕生日の前日まで)取得可能なので、
出産した女性の場合は産後休暇(8週間)後の10ヶ月が育児休業期間です。
育休中の副業の注意点

育休中は家事や子育てで忙しいですが、もう少しお金が必要だと思われる方も少なくないのではと思います。
育休中にちょっとしたお小遣い稼ぎがしたい方、副業がしたい方もおられると思います。
では、育休中は副業が可能なのでしょうか?
育休中の副業は可能
育児休業中の勤務日数が1カ月につき10日までの場合と、10日を超えても1カ月の勤務時間が80時間以下なら、賃金と育児休業給付金を共に受け取ることができます。
例えば、子どもを実家や保育所に預けてフルタイムで丸1日仕事をしたとしても、それが1カ月に10日までであれば育児休業給付金は受け続けられます。
また、週に3日だけ3時間ずつ仕事をして1カ月の勤務日数が12日、合計勤務時間が36時間だった場合は、勤務日数は10日を上回っていますが、勤務時間が合計80時間以下のため、給付対象になります。
ただし、この場合も給与と給付金の合計金額が休業前の給料の80%を超えないように注意しなければなりません。
仮にあなたの給料が30万円の場合、育休開始6ヵ月以降は1か月に15万円の手当てがもらえます。
給料の80%だと、24万円なので、9万円分は副業をしても構いません。
勤務先が副業を禁止していないか確認が必要
育休中の副業は可能であるとわかりましたが、必ず確認すべきことがあります。
それは、勤務先が就業規則で副業を禁止していないかどうかです。
育休中かどうかにかかわらず、勤務先が副業を禁止していれば、副業はできません。
育休中の副業には在宅ワークがオススメ!

所属している会社が副業を禁止していない方で、
育休中に少しでもお金稼ぎをしたいと思っている方に
オススメしたい副業は在宅ワークです。

また、育休中のお母さんはすべきことが多くストレス過多になりやすいですが、在宅ワークは通勤のストレス、人間関係のストレスを一切感じることなく仕事ができます。
加えて、肉体労働が一切ないため、結果として、精神的にも肉体的にも身体に優しい副業なのです。
在宅ワークをオススメするもう一つの理由は、職場復帰後も継続して収入が得られる手段があることです。
基本的に、アルバイトなどの一般的な副業は、働いた期間だけ収入が得られますが、
この育休中に、在宅ワークで収入が入ってくる仕組みを構築することで、職場復帰後も月収30万円が在宅ワークで得られるようになります。
もちろん、すぐに稼げるようになるわけではありませんが、育休の期間があれば、十分にその仕組みを構築することは可能です。
実際に在宅ワークで稼いでいる人も少なくありません。
育休中ですぐにお金を稼げる副業3選

ここからは、育休中に稼げる副業をご紹介していきたいと思います。
一言に副業といっても突発的に稼げるものから、継続して稼いで行ける副業まで幅広くあります。
今回は今すぐお金を稼げる副業と継続的に稼げる副業に分けて解説していきます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとはブログ記事の執筆・ロゴデザイン・ネーミングなどの仕事をネットで外注・受注できるサービスです。
メリット:アンケートや口コミなど、全くスキルがなくてもできる案件が多数あります。
デメリット:高単価の案件をするには、実績やスキルが必要になってきます。
不用品販売
自分の所持品で不要になった衣服や雑貨を個人に売ります。
今までは不用品はブックオフやリサイクルショップに売っていましたが、メルカリやラクマを使うことで、個人間でやり取りができるようになりました。
メリット:ブックオフやリサイクルショップに売る場合はお店側が値段を決めますが、個人間販売の場合は自分でモノの値段を決めることができます。
デメリット:自分の所持品売るだけなので、稼げる額には限界があります。
転売
転売もメルカリやラクマを使いますが、不用品販売は自分の所持品を売るのに対して、転売はモノを仕入れてそれを個人に売っていく副業です。
メリット:売れるモノが何かをしっかりリサーチできれば、確実に収益化していけます。
デメリット:仕入れる必要があるので、お金がマイナスからのスタートになります。
育休復帰後も月収30万円稼ぎ続けられる育休中に取り組むべき副業3選

さて、これまでご紹介してきた副業はその時だけ稼げる突発的な副業でした。
ここからは、育休中から副業を始めて、職場復帰後も継続して稼ぎ続けることができる副業をご紹介していきたいと思います。
情報発信ビジネス
情報発信ビジネスとは、単純に言えばインターネット上で自分のメディア(ブログやSNS、Youtubeなどの媒体)を持ち、そこで何かしらの情報やサービスを提供して収入を得ていくビジネスです。
メリット:無形の情報をも売ることができ、なおかつインターネット上で集客から販売まで行えるのでコストが圧倒的に安いです。
デメリット:コストがかからずにローリスクでできる分、本気になりにくいです。
アドセンスの広告収入
Googleが提供している、コンテンツマッチ型広告を配信するサービスです。
サイトを訪問した人がサイト内に表示された広告をクリックすると、グーグルからサイト運営者に報酬が支払われる仕組みになっています。
メリット:広告をするのが仕事のため、在庫を抱えるリスクがありません。
デメリット:アドセンスの審査基準が他のASPよりも高いです。
アフィリエイト
企業が広告主で、売って欲しい商品をアフィリエイターに依頼します。アフィリエイターは商品を売るたびに、そのコミッションとして対価(アフィ報酬)を受け取ります。
メリット:アドセンスとは違い、成果報酬型の広告ビジネスで、単価が高いです。
デメリット:顧客リストがないため、なかなか売れない可能性がある。
以上が継続して稼ぎ続けられる副業です。
この3つの副業に共通していることは、安定して月収30万円稼ぐのに時間がかかるということです。

だからこそ、育休中にこれらの副業を始めて、職場復帰後にはすでに月収30万円稼げる仕組みを構築していくことをオススメします。
収入源が増えることで、あなたや家族の人生はどのようになるでしょうか?
子どもにやりたいことをさせてあげたり、思い出作りができたり、時間的なゆとりができたりしますね。
また、将来的な不安も解消されることで、おだやかな日々を送れるのではないでしょうか?
そんな理想的な日々を目指して、是非副業に取り組んでみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
育休中でも副業は可能です。
お体に無理のない範囲でお金を稼いでいくためにも、
在宅ワークは最も優れた副業であると思います。
今後のお子さんのためにも、在宅ワークでゆとりのある生活を手に入れましょう!