
毎日満員電車に乗って通勤をしている方は多いのではないでしょうか。

実は満員電車は医学的にも身体や精神に悪影響を及ぼします。
今回は満員電車がもたらす悪影響や
満員電車に乗らなくてもいい仕事や方法についてご紹介していきます。
■目次
あなたは満員電車に乗ることをどう思いますか?

毎日当たり前のように乗っている満員電車。あなたはどのように感じていますか?
どこの車両が空いているか見て早歩きで順番に並び、
電車のドアが開いた瞬間椅子取りゲームが始まります。
早い人は本当に座るの早いですよね。
椅子に座れないとなると、次は椅子のすぐそばに立ち、
座っている人が立ち上がるのを待ち続けます。
そうしているうちに次々と人が電車に乗ってきて、もう車内はぎゅうぎゅう状態です。
スマートフォンは触れるけど場所を大きく移動することは困難です。
雨の日となると、他人の傘についた水滴が脚に付いて冷たい、不快。
そして後ろからおじさんの吐息、近くにいるお姉さんのきつい香水の匂い。
それらにも耐えて座っている人が立つのを待っていても
結局自分が降りる駅になってもその人は降りなくて
今日はずっと立ったまま出勤ということが毎朝の大体の流れでしょうか。
通勤時間だけでドッと疲れたまま8時間勤務。
そして当たり前のように残業。

と思っていても
仕事帰りも朝と同じことが起こります。
考えただけでもストレスを感じてしまいますよね。
実際、2000人に通勤電車でストレスを感じているかどうか調査すると、
95.2%の人が何らかのストレスを感じていることが分かりました。

ストレスを感じる具体的な内容としては、
1位「満員電車・混雑」46%
2位「乗降時に出入り口等から動かない乗客」44%
3位「他の乗客のにおい(汗臭さ・香水など)」43%
4位「ヘッドホンからの音漏れ」37%
5位「電車の遅延」37%
やはり満員電車が約半分を占めており、

もし、この記事を見ているあなたも
満員電車に乗ることでストレスを感じていると思っているなら、
今すぐ満員電車に乗らない選択肢を考えるようにしてください。
実は、満員電車に乗ることは
医学的にも悪影響(ストレス)を与えることがいわれているのです。
調査をしたのはマクロミルという会社です。
調査方法はインターネットリサーチです。
調査地域は一都三県(東京、千葉、埼玉、神奈川)、二府二県(大阪、京都、奈良、兵庫)。
調査対象は20~59歳の男女で、東京都内、または、大阪府内に電車で通勤通学をしている方(マクロミル提携モニタ)です。
割付方法は東京都内への通勤通学者1,000名、大阪府内への通勤通学者1,000名 /合計 2,000サンプル。
調査期間は2016年9月30日(金)~2016年10月1日(土)です。
※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
満員電車がもたらす2つの悪影響

それでは、満員電車による医学的な悪影響(ストレス)とは
どのようなものがあるのでしょうか。
2つご紹介いたします。
体調不良になりやすくなる
とにかく満員電車は人が密集しています。
全く知らない赤の他人と自分の体がピッタリくっついていて
不快に思わない人はいないと思います。
不快を通り越して気持ち悪くなった経験がある人もいらっしゃるかもしれません。
また、満員電車は人が多く乗っているので空調管理がうまくいきません。
車内はいつも高温多湿で、雨の日は湿度が80~90%ほどあるでしょう。
これが梅雨の時期ですと、暑いしムシムシしているし、かなりのストレスになりますね。
満員電車の中で起こる症状は熱中症に似ています。
めまいや意識がボーッとする感じ、ふらつきなどを感じやすく、
その空間に居続けることで症状が悪化することもあります。
そうなると吐き気やけいれん、失神につながってしまう可能性もあります。
気分が悪くなったらすぐ壁に寄りかかったり座席に座ったりしたいところですが
満員電車だとそう簡単にはいきません。
ですので、無理をして電車に乗り続けずに一旦降りて休むようにするといいと思います。
パニック障害を引き起こす可能性がある
そもそもパニック障害とは、
突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈といって脈拍が異常に多い状態、
震え、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、
「このままでは死んでしまうのではないか」
というような強い不安感に襲われる病気のことです。
これらは「パニック発作」といわれ、発作は約10分から長くて1時間ほどでおさまり、
症状は10分以内にピークに達します。
症状が10分以内にピークに達するということは、
満員電車やエレベーターなどの閉鎖的な空間では、
症状が出てもすぐにその場から出られたり座るなどの身動きが取れないため、
さらに精神的な負担が増えてしまいます。
また、一度でもパニック障害の症状が出てしまうと、
また急に症状が出てしまうのではないかと不安になり、
会社に行くことは疎か遊びなどの外出すらも段々怖くなっていきます。
最初に発作が起きる原因としては、
過労やストレスなどが関係しているとみられているので
満員電車に乗るとパニック障害を引き起こす可能性があるということなのです。
今まで生きてきて自分がそんなことになったことないし
周りで発作が起きているのを見たこともないから、
パニック障害なんて少数でしょう?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんなことはありません。
パニック障害は100人に1~2人なるといわれており、決して珍しい病気ではないのです。
例えば、電車の1車両の定員はだいたい140~150人ですが、
その中で少なくとも1~3人ほどは
パニック障害の経験をするかもしれないということになるのです。
これが満員電車になるとさらにストレスが増加し、
もっとたくさんの人がパニック障害になるかもしれません。
「満員電車でもし倒れてしまったら他の人も倒してしまい迷惑がかかるかもしれない」
「発作が出ても誰も助けてくれなかったらどうしよう」
「たくさんの人が乗る電車の中で発作が起こってしまったら奇異の目で見られてしまう」
パニック発作が何度も起こることによって、
このような様々な感情が出てくるようになることもパニック障害の特徴です。
症状が重くなると死への恐怖も強まっていき、
激しい気分の落ち込みを伴ううつ病を併発するケースもあります。
うつ病になってしまったら最悪の場合、仕事もできなくなる可能性が出てきてしまうので、満員電車はストレスだけでなく、
他にも様々な悪影響を引き起こす原因になるということを
頭に入れておいた方がいいですね。
満員電車に乗らなくても稼げる7つの仕事

ここまでで、満員電車に乗るとストレスなどにより
体の様々なところに悪影響が出るということがお分かり頂けたかと思います。
もう満員電車に乗って会社に行きたくない!と思ったそこのあなた。

満員電車に乗らない仕事として、在宅ワークに挑戦し、
そもそも企業に属さないで稼ぐライフスタイルにするのはいかがでしょうか?
在宅ワークは約半年~1年で生活するだけの収入が見込めますので、
今回はその中の7つの在宅ワークについてご紹介いたします。
情報発信ビジネス
情報発信ビジネスとは、インターネット上で自分のブログやSNS、YouTubeなどの媒体を持ち、そこで様々な情報やサービスを提供して収入を得ていくビジネスです。
【メリット】
収入に限界がないので情報やサービスを提供すればするほど収益は増えていきやすいです。
【デメリット】
やり始めは収入が出にくいのでモチベーションを上げることが難しいです。
アドセンスの広告収入
アドセンスは、グーグルのサービスの一つで正確にはグーグルアドセンス(Google AdSense)と言います。
自分のサイトに訪問した人がサイト内に表示された広告をクリックすると、グーグルから自分に報酬が支払われる仕組みになっています。
アドセンスで表示される広告は、グーグルが訪問者の好みに合わせて自動で選択するため、自分は広告の表示位置を指定するだけで良いのです。
【メリット】
広告をクリックされても商品が売れないと報酬が出ないアフィリエイトに比べ、アドセンスの広告はクリックされるだけで報酬が出るので、報酬発生までのハードルが低いです。
【デメリット】
広告のクリック数が報酬に繋がるということは、サイトへのアクセス数を多くしなければなりません。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、自分のホームページやメールマガジンなどに企業のWebサイトのリンクを入れ、閲覧者がそのリンクを経由して企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、自分に一定の料率に従って報酬が支払われる方式です。
【メリット】
アドセンスに比べ、アフィリエイトは成果報酬型の広告ビジネスですので報酬単価が高いです。
【デメリット】
広告が終了して急に収入が減ることもありますので、複数のサイトで違うジャンルの広告を使う方がリスクヘッジになります。
プログラマー
プログラマーとは、コンピューターを動かすための「プログラミング言語」を使用して、システムやソフトウェアを作成する仕事です。
家電製品ややスマートフォンのアプリ、Webのサーバーシステムの構築など、様々な場面で用いられます。
【メリット】
プログラミングの仕事をしている人はまだまだ少ないので、案件数が増える可能性があります。
【デメリット】
ITは非常に速いスピードで技術が進んでいるので、新しいプログラミング言語やフレームワークの技術など、常に新しいものを勉強しておく必要があります。
デザイナー
製品やポスター、雑誌などの表紙のレイアウトなど様々なもののデザインを作る仕事のことをいいます。
デザイナーにはたくさんの種類がありますが、その中でもグラフィックデザイナー、CGデザイナー、Webデザイナーの3つが人気です。
【メリット】
在宅ワークの中でも単価が高いことが多いです。
【デメリット】
デザイナーはライバルが多いので、継続的に仕事を発注してくれるクライアントを見つける必要があります。
クラウドソーシング(ココナラやクラウドワークス)
クラウドソーシングとは、インターネット上で不特定多数の人が業務(簡単なアンケート、ブログ記事作成、webデザイン作成、アプリケーション作成など)を募集しており、その業務を受注者が行うことで収入が得られます。
【メリット】
会社ですと自分の好きな仕事を選ぶことはなかなか出来ませんが、クラウドソーシングは自分のやりたい仕事を選べるのでやりがいを感じやすいです。
【デメリット】
発注者との連絡もほとんどインターネットでするので、コミュニケーション不足になり、お互いの認識にズレが起きる可能性があります。
物販
物販は、まだ世に出ていない商品を卸売業者から仕入れて販売したり、自身で製品化したオリジナル商品を販売するのが一般的です。
【メリット】
簡単に言うと、商品を仕入れて販売するだけですので難しい知識などを勉強しなくてもビジネスを始められます。
【デメリット】
仕入れ等の資金が最低限必要なため、初心者はビジネス自体が継続できない可能性があります。
満員電車に乗らなくてもいい3つの方法


でも満員電車には乗りたくない!」という方はいらっしゃいませんか?
今までお伝えしてきた内容は今属している会社を辞めて在宅ワークに挑戦し、満員電車から逃れるということでしたが、
ここからは今の仕事を続けながら満員電車に乗らない方法をお伝えしていきます。
職場近くに引っ越す
まずは、職場と自宅の距離を縮めることです。
しかし、そうすると家賃が今よりも高くなってしまうかもしれませんが、
毎日の満員電車での大きいストレスから解放され、
また通勤時間が大幅に減るので
時間を有効活用することができます。
フレックスタイム制度を利用する
最近よく聞くフレックスタイム制度があります。
これは、始業や就業の時間を自分で自由に決めることができる働き方のことです。
しかし、ここで頭に入れておいてほしいことがあり、
フレックスタイム制を導入すると法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超えて働くことができるという点です。
1か月以内の定めた期間(清算期間)と、
その期間内の契約時間があらかじめ決められています。
定めた期間(清算期間)内で契約時間を超えなければ、
その期間は社員が1日8時間、週40時間を超えて自由に働くことができます。
例えば、定めた期間(清算期間)が1週間で契約時間が40時間の場合ですと、
月曜日午後1時に出勤して18時に退社の5時間勤務(休憩なし)。
火曜日は午前10時に出勤して20時に退社の9時間勤務(1時間休憩あり)といったように
1週間で合計40時間働いたらいいので
満員電車の時間帯を避けて出勤し、仕事帰りの電車の混む時間帯も避けて電車に乗ることができます。
在宅勤務を利用する
在宅勤務とは、勤務する会社の職場で働くのではなく、自宅で働ことをいいます。
今の時代、インターネットの普及により、在宅勤務を認めている会社も段々増えてきています。
例えば、今までは週5日満員電車に乗っており、
その中の2日間だけでも自宅で仕事ができるようになりましたら
精神的にも肉体的にも大分体が楽になると思います。
まとめ
いかがでしょうか。
満員電車に乗ることは身体的に悪影響があります。
今の時代は在宅ワークでも稼げる時代で、その中でもオススメの在宅ワークを紹介してきました。
また、在宅ワークじゃなくても、
フレックスタイム制度などの満員電車にならなくていい方法もありますので
是非参考にしてみてください。